基礎編

 

英会話の初歩です。

文法以前に大事なことがあります。

1. 物を買う時、飛行機で食べ物や飲み物を頼むとき、何かをお願いする時などは、全て"Please"(お願いします) をつけましょう。日本語発音で「オレンジジュースプリーズ」と言った方が、英語発音で"Orange Juice."と言うよりずっといいと思います。 なぜなら、前者は、「英語の初心者ながら、ちゃんと丁寧にプリーズと言っているな」という印象を受け、後者は、「ここに長年住んで英語の流暢な人なのにぶっきらぼうな (失礼な) 人だなあ」と思われかねません。英語ができる人ほど気を付けなければなりません。常に"Please"を付ける癖をつけましょう。

 

2. スラング (俗語) の多用は避けましょう。

スラングを使いまくる人がいます。スラングを使うことがかっこいいと思っている人たちです。ただ、スラングを使いすぎるのは好ましくないと思います。

まず、使い方が難しいということです。スラングには使う状況があり、フォーマルな場ではもちろんのこと、友達同士の間でも失礼に当たる言葉もあります。それを全て身につけ、状況を判断して使い分けるのは非常に困難です。あまり使わない方が無難だと思います。

それにスラングは、常に変化します。今頻繁に使われている言葉が、1年後には全く使われていないということも十分にありますし、アメリカのスラングと言っても、ある地域で使われているけど他の地域では全く使われていないということだってあります。その為、古い表現、一部の地域でしか使われていない表現をスラングとして使っている可能性があります。世代の問題も同じです。学校の先生に教えてもらった表現を16歳の子供に使ったら通じなかったという経験があります。もちろんその逆もあります。やはり、多くの地域で使われている標準的な英語を話した方が無難です。

最後に、一番注意すべきことですが、スラングと言っても、きれいなスラングから汚いスラングまでいろいろあります。特に"Four letter words"と呼ばれている言葉、つまり、"fuck" "shit" などを連発する人がいますが、これはやめましょう。私たちは、第二外国語として英語を学んでいます。もし、第二外国語として日本語を学んでいる人が、「今日は、くそ暑い」みたいな言葉を連発していたら、日本語ネイティブの私たちとしては、あまりいい印象は受けないでしょう。英語でも同じです。おかしな話ですが、全く同じ表現を使っていても、ネイティブが使うと普通に感じられて、私たちが使うと変に感じられることもよくあるのです。

以上、スラングはあまり使わない方がいいと言いましたが、だからと言って勉強するなと言っているわけではありません。スラングは、勉強して、リスニングに役立てるのは大変いいことだと思います。また、使う状況をマスターした上で徐々に会話に混ぜていく程度ならいいと思います。以上、個人的なスラングに対する意見を述べてみました。

 

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